目次
オフィスレイアウト工事にかかる費用内訳
オフィスレイアウト工事にかかる費用は、大きく3つに分けることができます。
内装工事費とデザイン費を抑えられるかが、オフィスレイアウト工事の費用を抑える上でのポイントとなります。
内装工事費
内装工事費は部屋全体のレイアウト工事にかかる費用です。
内装工事の範囲は非常に広く、仮設工事や消防設備工事、壁紙やカーペットを貼る内装仕上げ工事なども含まれます。
業者様ごとに内装工事に含む項目が異なる場合もあるため、見積もりを取る時は出来るだけ細かく記載してもらうことをおすすめします。
デザイン費
デザイン費はオフィスレイアウト工事にかかる費用の中でも、特に変動の大きい項目です。
依頼する業者様やデザインの内容によって、金額は大きく変動します。ただし、費用だけを重視しすぎると、使い勝手の悪いオフィスが完成してしまうため注意が必要です。
予算内で理想のオフィスデザインができないか、依頼する業者様と相談することをおすすめします。
その他諸経費
内装工事やデザイン以外にも、オフィスレイアウトの工事には様々な費用がかかります。その他でかかる費用の一例は下記の通りです。
●インターネット回線や電話回線の工事費用
●引越し費用(梱包資材も含む)
●レイアウト変更後の原状回復費用
●廃棄物の処理費用
●オフィス家具購入費用
インターネットや電話の回線工事は、ビルによって不要なケースがあります。
不要な場合はその分費用を抑えられるため、管理会社様やオーナー様に確認すると良いです。
オフィスレイアウト工事の費用を抑える方法
オフィスレイアウト工事の費用を抑える方法は6つあります。
下記では、それぞれの方法を詳しく解説致します。
①費用をかける箇所に優先順位をつける
オフィスレイアウトの工事費用を抑えるためには、こだわりたい箇所を明確にすることが重要です。
まずは費用をかける箇所に優先順位をつけ、優先順位の低い箇所は少しグレードを下げるなど工夫をします。
来客が多い企業様の場合は、会社の顔となるエントランスや受付、応接室などに費用をかけると良いです。
特に受付や応接室の印象は、商談や打ち合わせの結果に大きな影響を与えます。
来客の目に触れる機会が多い部分には、なるべく費用をかけることをおすすめします。
反対に来客がほとんどない企業様の場合は、デザイン費を削っても問題ありません。
ただし、オフィスレイアウトは従業員様のモチベーションや業務効率、社内コミュニケーションなどに影響を与えるため、費用だけを重視するのではなく、デザイン性や機能性も考慮する必要があります。
自社に必要なもの、不要なものをしっかり考えることが大切です。
②グレードや質にこだわりすぎない
費用を抑えるためには、使用する材料のグレードやオフィスに置くインテリアの質にこだわりすぎないことも大切です。
グレードや質を下げるのは、他の箇所で費用を抑えるよりも比較的簡単と言えます。
例えば、天井などの目立ちづらい場所や来客の目に触れない場所に使う材料のグレードを下げる方法があります。
材料のグレードを下げたとしても、似たような材料を使用すれば、理想とするレイアウトに近づくでしょう。
また、オフィスデスクやオフィスチェアなどのインテリアは、お手頃価格のものを選ぶという方法もあります。
高品質なものを揃えようとすると、オフィス内の人数が多いほど膨大な金額がかかってしまいます。
とはいえ従業員様が働きやすい環境を作る必要があるため、予算と品質のバランスを見極めることが重要です。
③オフィス家具も併せて業者様に依頼する
オフィスで使用する家具の発注も併せて業者様に依頼することで、費用を抑えられる可能性があります。
業者様に依頼すると、金額が高くなりがちという考えを持たれている方も中にはいらっしゃいます。
しかし、業者様は特別な販売ルートを持っていることが多く、相場よりも安く手配してくれるケースは珍しくありません。
良心的な業者様であれば、不必要に高いオフィス家具をご紹介することはないので、一度相談してみることをおすすめします。
④比較してから業者様を選定する
オフィスレイアウト工事を依頼する業者様は、しっかり比較した上で選定する必要があります。
最初から一社に決めてしまうと、依頼した業者様の工事費用が適正なのか判断できません。
業者様を比較するためには、複数業者様から見積もりを取る(相見積もり)方法がおすすめです。
見積もりを比較することで、提示された金額が妥当であるかどうかが判断できると共に、より金額の安い業者様が選べるようになります。
しかし、見積もりに記載されている内容が異なるケースもあるため、内訳もしっかり確認することが大切です。
一般的にオフィスレイアウト工事は、デザインと内装工事で業者様を分けて依頼するよりも、一括で依頼した方が費用は抑えられます。
⑤パーティションを活用する
パーティションを上手く活用することも、オフィスレイアウトの工事費用を抑える一つの手です。
壁による区切りが必要ない部屋の場合は、パーティションでフロアを区切ると、間仕切り工事の費用や施工にかかる時間を減らすことができます。
予算を考慮しながら、オフィスの設計を行うと良いです。
ただし、使用する材料で費用は変動するため、依頼する業者様との相談が必要になります。
オフィスレイアウトや予算に合わせて、適切なアドバイスをしてくれる業者様だと安心です。
⑥居抜き物件を選ぶ
居抜き物件とは、前に使用していたテナントの設備がそのまま残っている物件のことです。
特に前のテナントがオフィスだった場合は、空調設備や消防設備、照明やフローリングなど、流用できる部分が多くあります。
その分内装工事にかかる費用を節約することができるため、工事費用を抑えたい場合におすすめです。
ただし、以前の設備などを流用する場合、デザインやレイアウトが変更しにくいというデメリットもあります。
また、劣化している部分があれば修繕が必要となるため、逆に費用がかさむ可能性も考えられます。
居抜き物件を探す場合は、可能な限り条件の良い物件を探すことが大切です。
オフィスレイアウト工事の費用を抑える時に気を付けるべきこと
オフィスレイアウト工事の費用を抑える際は、下記の2点に注意する必要があります。
費用やデザインを重視しすぎない
オフィスのレイアウトを決める時は、つい費用やデザインを重視しがちです。
しかし、オフィスは働くための空間であり、従業員様が働きやすいと感じる空間を作らなければなりません。
そのため、実用性や機能性を損なわない範囲で、費用やデザインを決めると良いです。
費用が安いという理由だけで業者様を選定しない
費用が安いという理由だけで業者様を選ぶと、理想のオフィスレイアウトが実現できない可能性があります。
安い金額に飛びつくのではなく、実績や専門的な知識を兼ね備えている業者様を選ぶことが大切です。
こだわる箇所を明確にするのが工事費用を抑えるコツ
今回の記事では、オフィスレイアウト工事でかかる費用を抑える方法について詳しく解説致しました。
工事費用を抑えるためには、費用をかける箇所とかけない箇所を明確にすることが重要です。
しかし、その見極めが非常に難しい作業と言えます。
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