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オフィスラウンジとは?
オフィスラウンジとは、ゆったりとした空間の中で、機能的に作業できるスペースのことをさします。
オフィスラウンジは簡単な食事やコーヒーなどを楽しめるカフェのような空間で、カフェテリアや多目的スペース、リフレッシュルーム、セミナールームなどと呼ばれています。
では、オフィスラウンジにはどのような役割があるのでしょうか。それは以下の通りです。
・簡易的なミーティングスペース
・ドリンクを片手に情報をインプットする場(書籍棚なども設置して)
・静かにひとりでリラックスして、思考を整理する場
・交流のためのイベント空間(セミナーなど)
このような空間だからこそ、自然とコミュニケーションが取りやすくなるのもオフィスラウンジの魅力の一つです。
オフィスラウンジの設置で得られる4つのメリット
オフィスラウンジを設置することで得られるメリットは以下の通りです。
・仕事の生産性を高める
・社員の心理的安全性を高める
・採用活動のアピールポイントになる
・情報漏洩のリスクが低い
順番に解説していきます。
仕事の生産性を高める
オフィスラウンジを設置することで、仕事の生産性を高めることができるでしょう。
人間の集中力が持つのは60分、長くても90分が限界だと言われています。
だからこそ、質の良い休憩、ブレイクタイムを取ることが重要です。ちょっと一息つきたい時、人の目が気になるデスクでは休憩になりません。
オフィスラウンジであれば、コーヒーを飲む、本を読む、体を伸ばす等のリフレッシュが気兼ねなくできます。
適度に脳と体を休めることで、仕事中に余計なことを考えずに済み、「作業に集中できるようになる=仕事の生産性が高まる」という良い結果を生むことができるでしょう。
社員の心理的安全性を高める
オフィスラウンジを利用すると、役職も部署も関係なく自然と温かな交流が生まれるため、社員の心理的安全性が高まるでしょう。
また、カフェでくつろいでいる時のようなリラックスした状況に身をおくことで、自分の意見を活発に発信しながら、他者の意見も尊重することができます。
そのような何気ない日々の積み重ねで心理的安全性が確保されていき、社内の人間関係にとらわれることなく、目の前の仕事に集中して取り組むことができるようになります。
心理的安全性が高まることで、結果的に個人のパフォーマンスが向上し、会社としての地力も向上することになるでしょう。
採用活動のアピールポイントになる
オフィスラウンジを設置していることは、オフィス環境の良さをアピールできる大きなポイントです。
少子化が進む昨今、就職における求職者有利の状態はまだまだ続くでしょう。
そのような状況で少しでも優秀な人材を採用するには、働きたいと思える会社、オフィス環境の良さをアピールすることが大切です。
オフィスラウンジを設置している会社はまだまだ少ないため、社内見学等の機会を設けオフィスラウンジの魅力を伝えていくことも一つの手段です。
求職者はオフィス環境をかなり重視しています。
だからこそ、オフィスラウンジについて全面的にアピールすると良いでしょう。
情報漏洩のリスクが低い
オフィスラウンジは、社内にあるためセキュリティも安心で情報漏洩のリスクが低いです。
社外のカフェやコワーキングスペース等では、
・パソコンの覗き見や離席時による漏洩
・電話やミーティングや会議の立ち聞き
等による情報漏洩が心配です。
ですが、オフィスラウンジであれば、基本的に部外者が利用することはありませんので、社外に情報が漏れてしまうリスクを抑えることができます。
休憩だけでなく作業でも利用するオフィスラウンジは、情報漏洩のリスクが低く快適に過ごせる空間と言えるでしょう。
オフィスラウンジのスペース確保の2つの方法
オフィスラウンジのスペースを確保するためには2つの方法があります。
・設計時点で本格的なラウンジを組み込む方法
・オフィスの一部をカフェ仕様に変更する方法
それぞれ解説していきます。
設計時点で本格的なラウンジを組み込む方法
オフィス新設やレイアウト変更の際の設計段階で、オフィスラウンジを組み込んでおく方法です。
設計時点で組み込むことで、本格的なカフェラウンジやスタジオ型ラウンジ等、希望通りのオフィスラウンジを設置することが可能です。
ただし、ゼロから作り上げることになるため、相応の費用と施工期間は覚悟しておきましょう。
オフィスの一部をカフェ仕様に変更する方法
オフィスの一部を改装しカフェ仕様に変更する方法もあります。
空いているスペースやデッドスペースを活用しての施工になるため、レイアウトやデザインの自由度は下がりますが、本格的なカフェ仕様のラウンジスペースが確保できます。
設計時点で組み込む方法とは異なり、費用を抑え短期間の施工で設置できる点が魅力とも言えます。
オフィスラウンジの目的別レイアウト3選
オフィスラウンジの基本的な目的別レイアウトスタイルは以下の通りです。
・リラックス
・コミュニケーション
・ソロワーク
一つずつみていきましょう。
リラックス
リラックス目的でオフィスラウンジを設置するなら、ソファースタイルがおすすめです。
ソファーは椅子よりも深く腰掛けられゆったりと座れます。ソファーは背もたれの角度や弾力選びが重要です。
くつろいでいたつもりが、立ち上がったら身体が疲れている…なんてことにならないようにも、デザインだけにこだわらず機能性も重視しましょう。
コミュニケーション
コミュニケーション目的ならハイテーブル&チェアスタイルの設置がおすすめです。高低差のあるテーブルを組み合わせても良いでしょう。
ハイテーブルはスタンディングミーティングに、ローテーブルはソロワークに最適です。
特にハイテーブルは、座りながらのミーティングよりも距離感が近くなるので、コミュニケーションが取りやすいでしょう。
ソロワーク
ソロワーク目的ならシングルソファがおすすめです。
社員の集中力を高めたい場合のスタイルなので、周囲の視線を気にせず作業ができるよう、背もたれ部分が高くなっているハイスペックなソファを選びましょう。
適切な間隔でソファを配置することで、パーテーションいらずの空間が完成します。近くにテーブルを設置することも忘れずに!
オフィスラウンジの設置で業務の効率化をUPしよう
オフィスラウンジで得られるメリットやスペース確保の方法、目的別のレイアウトスタイルを解説してきました。
オフィスラウンジを設置することで、社員がリフレッシュできるのはもちろん、社内のコミュニケーションが活性化され、結果として会社の利益がUPします。
また、仕事のオンオフの切り替えができることでモチベーションが保たれ、個々の作業効率が向上するでしょう。
オフィスラウンジを設置する際は、目的別に合わせたスペース確保やレイアウトが必要になってきます。
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