航空機の尾翼を思わせるデザインのエントランス│オフィス施工事例

エントランスは「気品のある高級感」と「航空機のようなダイナミックさと洗練さ」をコンセプトにデザインしています。

エントランスへ一歩足を踏み入れると、そこはまるで高級感のある気品あふれるロビーようなデザイン。
大理石を思わせる石目調のクロスが壁一面に広がり、洗練された空間が広がります。

航空機の尾翼をイメージしたダイナミックなデザインは、同社の国際空港貨物事業を象徴し、訪れる人々に圧倒的な存在感を放ちます。

厚みをもたせた壁面は、立体感を生み出し、空間をより印象的に演出しています。

2色のクロスを使い分けることで、さらに立体感のある空間を作り上げています。
シャープな見切り材が加わることで、洗練された印象をさらに高め、ホテルのような高級感と航空機のようなダイナミックさを兼ね備えたエントランス空間が完成しました。

会社の顔とも言えるコーポレートサインは、高級感のあるステンレス素材を採用しました。
金属の輝きが美しく、洗練された印象を来社したお客様に与えます。

サインの背面にはコーポレートカラーのグリーンを採用しました。
深い色合いの上に、会社名やロゴが美しく浮かび上がります。
ステンレスの輝きと深いグリーンのクロスのコントラストが目を惹き、会社のイメージをより一層高めてくれるデザインが完成しました。

会議室は、エントランスと合わせて落ち着きのあるライトグレーのスチールパーテーションを使用しました。

スチールパーテーションは防音性も高く、エントランスや執務室への音漏れも軽減して、オフィスに必要なプライバシーもしっかり確保できます。
全体をライトグレーで統一した洗練された空間は、集中力を高め、創造性を刺激します。

扉を開けると正面に見える壁面には、世界地図柄のインクジェットクロスを使用しました。
エントランスと同様に、同社の国際空港貨物事業をイメージさせるデザインとキャッチコピーを採用しています。

一般的な会議室は、同色の間仕切に囲まれて単調な空間になりやすいですが、1面だけ色を変えたりデザイン性のあるクロスを採用することで、印象的な空間を造りあげることができます。

反対の壁面には、8人が利用する会議室でも全員が見やすい位置に壁掛けモニターを設置しました。

ペーパーレス化が進み、資料などはパソコンの画面を共有することが当たり前になってきており、モニターを設置することで生産性の向上につながります。
また、モニターを設置することで、オンライン会議にも有効活用することができます。

ホワイトボードは、ガラス素材で壁に設置するタイプを採用しました。

置き型のタイプは、キャスターが付いている場合が多く移動が容易な反面、スペースをとるデメリットがあります。壁に設置することで空間のデザイン性を保ったまますっきりとみせることが可能です。

またガラス素材を利用することでデザイン性だけではなく、通常のホワイトボードよりも文字などが消しやすく、へこみや傷も付きにくいため耐久性があります。

執務室は、エントランスや会議室のイメージとは異なりホワイトを基調とした空間です。
大きな窓に面しているので日中は柔らかな明るい光が差し込みます。

明るいカラーの木目を使用したデスクやロッカーが、ナチュラルな印象をプラスしています。

窓面から縦に長い空間を活かしたレイアウトにする事で光を遮ることなく空間全体が明るく感じられます。

オフィスは企業と共に変化して行くため、オフィス移転をした段階で完成ではありません。事業の計画で増員が予想される場合は、あらかじめレイアウトを工夫しておく必要があります。

今回は、レイアウト設計の段階で将来的な増員でも、違和感なくデスクが追加でき尚且つ動線も損なわれないようにレイアウトをおこないました。