OFFICE FACILITY
間仕切り工事(パーティション)
間仕切り工事(パーティション)のポイント
POINT
オフィス空間における間仕切り工事(パーティション工事)とは、貸室内に会議室や応接室、ミーティングスペースやエントランスなどの空間を新たに設ける壁工事のことです。
間仕切り工事は、快適な作業空間が生まれるだけでなく、従業員様のモチベーションや生産性向上にも繋がる重要な工事です。
ここでは、間仕切りの種類やその特徴などについてご説明いたします。ぜひ、ご参考になさってください。
そもそも間仕切りって必要?
オフィスの間仕切り工事とは広い空間をパネルで区切り、快適な作業空間を作る工事のことを指します。
一般的には何も仕切られていない空間を借りることになるため、会議スペースや応接スペース、ミーティングスペースなどの空間を作るには、間仕切りを立てる工事が必要です。
天井までの高さやパネルの素材など、種類によってそれぞれの特徴があるため、作りたいオフィスの空間イメージと合うものを選ぶことが大切です。
また、空間を作るために、間仕切り工事が必ずしも必要というわけではありません。ロッカー等の収納庫を含めたオフィス家具を連結させて空間を作る方法もあるので、間仕切りの計画を立てるときに、本当に間仕切りが必要かどうかをしっかり検討することも重要です。
間仕切りの種類と特徴
間仕切りの種類や特徴を詳しく解説します。種類によって材質や高さが異なるため、間仕切り工事をする際は、自社に合ったものを選ぶ必要があります。
MATERIAL 01 スチールパーティション
スチールパーティションは、その名の通りスチール製の間仕切りのことを指します。
機密性や防音性が高く、凸部が少ないデザインなのでオフィスのどの場面にも適しています。レイアウト変更や移転時にパーツを流用できる点が、スチールパーティションのメリットとしても挙げられます。
木目調のシート等で装飾したり、部分的にガラスパネルを組み合わせたり、近年はスタイリッシュなスチールパーティションも増えてきており、オフィスのどの空間にも対応しやすいので人気が高いですが、アルミタイプよりも価格が高いことが難点です。
頑丈で耐荷重に優れた間仕切りや、重厚感と防音性に優れた空間が必要な場合におすすめいたします。
また、将来的にレイアウト変更等が想定されている場合にも対応しやすい間仕切りです。
MATERIAL 02 アルミパーティション
アルミパーティションは、フレーム(柱)がアルミ製になっており剥き出しになっています。
軽量なので設置が楽で工事をしやすく、価格もリーズナブルな点や、スチールパーティションと同様に、レイアウト変更や移転時にパーツを流用できる点がメリットとして挙げられます。
最近ではアルミ色のフレーム以外にもブラックやホワイト等も登場しており、デザインのバリエーションも豊富になっていますが、パネル構造の問題で防音効果は期待できないことや、不燃認定が取れていない商品もあるので注意が必要です。
防音効果は犠牲にしても、間仕切りへの費用を抑えたい場合や、頻繁なレイアウト変更等が想定されている場合におすすめいたします。
MATERIAL 03 造作パーティション(LGS)
LGS(造作間仕切り)は、軽量鉄骨や木材を用いて完全オーダーメイドで作っていく間仕切りです。
表面仕上げの方法もダイノックシート、塗装や石など、バリエーション豊富です。可能なデザインの幅が広く、R(アール)壁にすることも可能です。
間接照明やオフィスの空間に合ったものを制作できる点がメリットとして挙げられます。
ただし、一度設置してしまうとレイアウト変更や移転時にパーツの流用はできません。
デザインによって価格が大きく変わるのと、施工期間がスチールパーティションやアルミパーティションよりも長くなってしまうので注意が必要です。
空間演出にこだわりを持って、オフィスデザインで他と差別化を図りたい場合におすすめいたします。
MATERIAL 04 ガラスパーティション
ガラスパーティションは、パネル部分をガラスで構成した間仕切りのことを指します。
防音性やデザイン性も高いですが、最大の魅力は開放感です。透明タイプや半透明タイプなど種類も豊富な点もメリットとして挙げられます。
耐久性が高くキズなどがつきにくい反面、衝撃に弱い部分もあるので強化ガラス仕様やアクリルガラスの人気が高いです。
スチールパーティションと比較すると、価格が高くなる点と吸音性や防音性に劣るので注意が必要です。
明るく広々とした空間を作りたい場合や、透明な間仕切りを活用したコンプライアンス体制を強化したい場合におすすめいたします。
間仕切りの高さ
天井まで完全に密閉する壁を「ランマクローズ」、天井部分を開けることを「ランマオープン」と呼びます。
TYPE 01 (欄間)ランマクローズ
パーティションをランマクローズで設置すると、開口部分が無く、空間が密閉された状態になるので、機密性や防音効果に期待がもてます。
大切な話や会議を行う役員室や会議室などは、ランマクローズタイプがおすすめです。
ただし、密室となるため非常灯や火災報知器など、消防設備の増設が必要です。
その他、空調や換気設備の増設も必要となり、ランマオープンよりも設備費用が多くかかるケースもあるので注意が必要です。
TYPE 02 (欄間)ランマオープン
ランマオープンの間仕切り壁は2,100mmが一般的な高さとなっています。
天井から間仕切りまでの空間は、空気が通るようにしてある状態のため、防音性は期待できません。
ただし、消防関係の設備や空調、換気設備の増設が不要になるケースが多いです。(ビルの状況によって異なるため要確認)高い遮音性を求めない場合は、ランマオープンでも十分機能を果たします。
間仕切り工事(パーティション)の重要性
間仕切り壁は「今後の増員や部署変更、働き方の変更などを見据えたもの」「社内や社外へのブランディングやオフィス環境の改善目的に適したもの」等、間仕切り工事をする目的や機能性を考慮して選ぶことをおすすめいたします。
間仕切り壁を設置する際に、(欄間)ランマクローズと(欄間)ランマオープンのどちらにしようか迷われる場合は、重視したいポイントを明確にした上で選ぶ必要があります。
消防関係などの設備費用がかかっても、防音対策や機密性、デザインを重視したい場合は(欄間)ランマクローズがおすすめですが、場合によっては間仕切り工事が不要なケースもあります。快適な作業空間に必ずしも間仕切り工事が必要であるとは言い切れないので、状況に応じたアドバイスをしてくれる専門の業者様に相談することをおすすめいたします。
ミライズワークスは貴社の事業とオフィス環境を理解し、それを踏まえた提案をすることが可能です。
現状を理解した上でご要望をお伺いし、貴社の目線に立ったプランを作成いたします。
また、「防音性を高めたい」「スチールパーティションとLGSを組み合わせてカッコよくしたい」などの
細かいご要望にも、レイアウトや動線等を考えたトータルなご提案をいたします。
間仕切り工事のみのご依頼も承っております。
最適な動線計画からゾーニングに至るまで、今後を見据えた中長期的なプランのご提案を行っております。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
ミライズワークスが
与えられるメリット
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- 1.ブランディング効果と実用性を兼ね備えた間仕切計画と提案ができる
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